この場面
字幕が簡体字中国語で、台湾や香港の視聴者に届ける必要がある。一文字ずつ直すのは現実的ではありません。1 話に何百行もあります。しかも台湾と香港が求める繁体字は同じではなく、語彙が違うため、方向を間違えると現地では言わない表現になります。
どこでやるか
簡繁変換 を開いて字幕をドラッグし、「変換方向」から簡体字 → 繁体字のいずれかを選びます。一般繁体字、台湾繁体字(語彙を替える)、台湾繁体字(字形のみ)、香港繁体字です。変換は即座に終わり、結果欄に変換済み字幕が出るのでダウンロードするだけです。
台湾の視聴者向け:語彙ごと替えるなら「台湾繁体字(語彙を替える)」で、ソフトウェアは軟體、情報は資訊になります。字形だけを替えて元の語を残すなら「台湾繁体字(字形のみ)」です。香港の視聴者向け:「香港繁体字」を選びます。ソフトウェアは軟件と書きます。

陥りやすい点
一対多は恐れなくてよい:「干净」「干燥」「树干」の干はそれぞれ別の繁体字に対応します。辞書は語で判断するので、一つの字にまとめられることはありません。
替わるのは台詞の本文だけ:タイムコード、インデックス、ASS のスタイル指定には一切触れません。変換後はそのまま使えます。
一文字も変わらなくても慌てないで:統計バーが変更 0 行と出すなら、この字幕に漢字が含まれていないか、形式判定が外れています。「判定された形式」がアップロードしたものか確認してください。
関連
九つの方向の詳しい説明は 字幕の簡体字・繁体字変換の使い方、書き換え以上の話は 簡体字と繁体字は文字の置き換えではない、逆に繁体字から簡体字へも 簡繁変換 にあります。