このツールでできること
同じ語が前後で違う訳になっている、人名や地名が機械翻訳に引きずられている、他人の字幕を自分の慣習に合わせたい。これらの変更には共通点があります。変わるのは語で、構造ではないということです。このページは語だけを変えます。
- 訳語を統一 —— 人名、地名、固有名詞を最初から最後まで揃える。
- 機械の誤りを修正 —— 機械が訳し間違えた語をファイル全体で置き換える。
- 自分の慣習に合わせる —— 他人の字幕を用語ごと自分の使い方に組み直す。
- SRT / VTT / ASS / SBV / LRC / TXT の 6 形式に対応。
2 つの入力:字幕と用語表
左の「1 字幕を入れる」で字幕ファイルをアップロードするか、内容を直接貼り付けます。間違えたら「クリア」。
右の「2 用語表」にルールを書きます。1 行 1 ルールで、旧語と新語を `->` 、 `=>` 、 `→` 、Tab のいずれかで区切ります。4 通りとも認識します。`#` で始まる行はコメントで、置換には参加しません。
形式が不安なら「例を入れる」を押して、その例を書き換えます。

用語表の書き方
1 行 1 ルールで、左が現在の語、右が置き換え後です。たとえば `ソー -> トール` はファイル全体の「ソー」を「トール」にします。
コメントは `#` で始め、ルールのまとまりに説明を付けるのに向いています(例:「# シーズン 1 の人名統一」)。ルールを一時的に切るのにも便利で、削除せず先頭に `#` を付けるだけです。
ルールは上から順に実行され、あるルールが生んだ文字も後ろのルールがもう一度走査します。順序に依存する場合(先に A を B に、次に B を C に)は注意が必要です。

3 つのスイッチの役割
範囲:`すべて` / `1 行目のみ` / `2 行目のみ`。バイリンガルで訳文だけ変えたいなら「2 行目のみ」を選びます。1 行だけの項目はこの 2 つの単一行設定では動きません。ツールはどちらが原文かを推測しません。
単語単位:単独の語として立つものだけを置換するので、`art` は `start` に触れません。中国語や日本語のように空白で語を区切らない言語ではこのスイッチは効かず、部分文字列として置換します。
大文字小文字を区別:既定では区別せず、`CEO` も `ceo` も置換します。チェックすると表記が完全に同じものだけを置換します。

変更は 1 件ずつ表示、1 件ずつ戻せる
「3 結果」には置換後の字幕に加えて、変更の明細が 1 件ずつ並びます。どの項目、何行目、何から何へ。
変えたくない項目は明細でクリックすればその 1 件だけ戻せます。用語表を直して再実行する必要はありません。確認したら「ダウンロード」か「コピー」。

触られないもの
タイムライン、ASS のスタイル行、VTT の `NOTE` ブロックは 1 文字も動きません。 置換は台詞のテキストだけに作用し、構造行には触れません。
用語表が字幕ファイルを自動で書き換えることはありません。結果は新しい出力で、元ファイルはそのままです。
よくある質問
置換されない語があるのはなぜ? まず範囲を確認します。「2 行目のみ」では 1 行だけの項目は動きません。次に単語単位を確認します。チェックすると独立した語でない出現は置換されません。
中国語で単語単位をチェックしても部分文字列で置換されるのは? 正常です。中国語と日本語は空白で語を区切らないため、ツールは語の境界を判断できず、この設定は効きません。
間違えた後、全体を戻すには? 明細で 1 件ずつ戻します。全部やり直すなら用語表を空にして字幕を入れ直します。
ASS のスタイル行が誤って変わることは? ありません。スタイル行と `NOTE` ブロックは対象外で、台詞のテキストだけが参加します。
プライバシー
字幕と用語表はすべてブラウザー内で処理されます。アップロードもサーバー経由もありません。用語表は保存されず、次に開いたときは空です。
関連ツールとガイド
用語表を作るべきか、シーズンを通してどう維持するかは用語表:シーズン全体の用語を揃える、内容が汚い(透かし、聴覚障害者向け情報)なら先に字幕クリーニング、訳語を揃えた後に別言語へ翻訳するなら字幕翻訳、仕上げに字幕品質チェック。